遠藤達哉が描き下ろした特別カバー『魔女の宅急便』（福音館書店）

　刊行40周年を迎える児童文学『魔女の宅急便』（福音館書店）。文庫版全6巻の表紙がリニューアルし、文庫版第1巻には、漫画作品『SPY×FAMILY』などで知られる漫画家の遠藤達哉が描き下ろした特別カバーを付けて、期間限定で発売されることが決定した。 【画像】『SPY×FAMILY』遠藤達哉が描き下ろした『魔女の宅急便』特別カバー 　『魔女の宅急便』は、作家・角野栄子が手がけた児童文学作品。13歳の満月の夜に、ひとり立ちの旅に出た魔女の少女キキが、周囲の人々と関わりながら少しずつ成長していく物語が多くの人々の心を捉え、。1985年に刊行された本作は、1989年にはスタジオジブリによるアニメーション映画も公開され、これまで20を超える国と地域で翻訳出版されるなど、日本を代表する児童文学作品の一つとなっている。 　遠藤達哉は「『魔女の宅急便』40周年おめでとうございます！イラストを描くにあたり中学生ぶりに作品を読み返したのですが、あの頃には気づけなかった優しさや温かさがたくさんたくさん詰まっていて、思わず涙が出ました。こんなに素敵で、長く愛され続けている作品に携わることができて、本当に光栄で、嬉しい限りです。角野栄子さま、福音館書店さま、素敵な機会をくださり誠にありがとうございました。」とコメントしている。 　また角野栄子は「1985年、『魔女の宅急便』の第1巻が出てから40年、長いあいだ多くの方に愛され、本当に幸せです。キキと一緒に、あっ、ジジも一緒にね、深く、深く感謝を申し上げます。ありがとう！この40周年記念の年に、人気の漫画家、遠藤達哉さんが文庫のカバーに絵を描いてくださいました。夜空を飛ぶキキ！ 元気みなぎるキキをお楽しみください。素敵なプレゼントが当たるキャンペーンもありますよ。」とコメントしている。 　また同シリーズを購入者を対象に、遠藤達哉による40周年特別カバーのイラストを配したクリアファイルなどのプレゼントが抽選で当たる記念キャンペーンが2025年2月3日(月)から同年4月30日(水)まで実施される。詳細は公式サイトをチェックだ。