名古屋・愛知の街をもっと楽しむ!隈研吾の建築など、最新&歴史的建物を巡る贅沢な旅へご案内
中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)〈内藤多仲〉/名古屋市
1953年のテレビ放送開始を契機に、日本で初めての集約電波塔として建設されました。その設計を任されたのが、日本の「耐震構造の父」「塔博士」と呼ばれる内藤多仲です。 エッフェル塔を彷彿とさせる機能美をもつ名古屋テレビ塔は、戦後復興のシンボルとして長らく街と人々を活気づけてきました。 そして2020年に、中部電力 MIRAI TOWERとしてリニューアルオープン。以前より解像度が3倍になった屋外サイネージと、1670万色のフルカラーLED照明が採用されました。時代を超えて名古屋の街を輝かせ続けているランドマークです。 名古屋市中区錦3-6-15先
愛知県庁本庁舎〈西村好時、渡辺仁〉/名古屋市
愛知県庁本庁舎は、昭和天皇即位の礼(御大典)を記念する事業の1つとして1938年に完成した建物。 銀行建築で名を馳せた建築家・西村好時と東京・銀座の服部時計店(後の和光、現:SEIKO HOUSE GINZA)を設計した建築家・渡辺仁が基本設計を担いました。 鉄筋コンクリート造の近代的な洋館に、名古屋城の大天守を思わせる屋根の組み合わせが印象的です。敷地が名古屋城の外堀内にあるため、名古屋城と、先に完成していた隣の名古屋市役所本庁舎との調和も考慮しデザインされました。2014年には、名古屋市役所本庁舎と共に国の重要文化財に指定されています。 名古屋市中区三の丸3-1-2