「市販の炊飯器60個で炊く」「年間で500万食も販売」…。リンガーハットの隠れ人気メニュー「半チャーハン」の隠されたこだわり
今後気になるのが、「半」ではないレギュラーサイズのチャーハンを提供する予定です。ぎょうざ定食には、細かく個数を区切っていくつもラインナップがあることを考えれば、チャーハンにも大きなサイズがあって良いのでは、と思って質問しました。 「もちろんハーフサイズだけでなく、一人前を食べたいとおっしゃるお客様もいらっしゃり、メニュー作りで参考にしています。ただ、現行の半チャーハンは、ちゃんぽんと合わせる前提の味付けです。そのため、今後レギュラーサイズのチャーハンを販売する場合には、現在の半チャーハンをそのまま多くするのではなく、また別の味付けにする必要があると考えています」(愛川さん)
リンガーハットでは冷凍食品の販売も行っており、そこで購入できるチャーハンは何と400グラム。これならお腹いっぱい、満足に食べられそうですが、やはり実際の店舗で食べる醍醐味も捨てがたいものです。果たして今後、レギュラーサイズのチャーハンが出ることはあるのか、そしてそれはどんな味なのか。ご飯もの好きとしては目が離せません。
鬼頭 勇大 :フリーライター・編集者