【日本ハム】万波中正が2年連続2度目の三井ゴールデン・グラブ賞…表彰式で「来年も受賞できるように」
日本ハム・万波中正外野手(24)が28日、都内で行われた「第53回 三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に出席。2年連続2度目の受賞に「いざトロフィーを受け取ると本当に特別な瞬間。授賞式に来て、改めてうれしさが込み上げてきました」と笑みを浮かべた。 6年目の今季は球界屈指の強肩を生かして12球団トップの11補殺を記録。右翼に打球が飛ぶと走者が進塁を自重する場面も多く、その“抑止力”でもチームを救った。送球の安定性の向上に加え「1軍経験が増えていく中で色々な打者のポジショニングの特徴を予測しながら細かくポジションを変えられた。それによって捕れる打球が増えた」と昨季からの成長を実感した。 若き「補殺王」がベストプレーに挙げたのが、7月14日・ソフトバンク戦(エスコン)。1点リードの7回2死二塁から右前打で本塁に突入した代走・周東を間一髪でアウトにし「100点に近い。足が速くて時間がタイトな中、正確な送球ができた」と胸を張った。ソフトバンク近藤らからも絶賛されたプロの技。「同業の皆さんに評価していただけるのは何よりうれしい。来年も受賞できるように」とさらなる高みを見据えた。
報知新聞社