つかまるけどつかまりすぎない! 上級者も使えるヤマハ『インプレス ドライブスター タイプD』ドライバー【ガチ試打計測・動画あり】
やや遅めのヘッドスピード40m/s以下で打つ
弾道は1.7度左に打ち出して、ターゲットラインから3.1ヤード右に着弾したフェード系の球だった。 試打後の癸生川プロの感想は「ヘッドスピードが40m/s切るスピード帯で打つと、つかまりが緩いというか、逃げるとまでは言わないけれど、つかまり切れない感じがしますね」と、『このドライバーは40m/s以下では、つかまらない』という印象をもったという。 トラックマン4のデータ クラブスピード●39.7m/s ボール初速●59.0m/s 打ち出し角●12.7度 スピン量●4014rpm 降下角●39.5度 キャリー●198.8Y 飛距離●216.2Y 打ち出し方向●1.7度左 スピンアクシス●4.6度右 SIDE●3.1Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●0ミリトウ Vインパクト●7ミリ低 これを受けて、小島プロがデータからクラブのつかまり具合の特性を分析する。 「弾道は3.1ヤード右にキャリーしましたが、この結果を見ると『D』(ドローバイアスヘッド)の感じではないですよね。やっぱりスピードが落ちるほど、球はつかまらなくなってきますね。もちろんシャフトの種類やフレックス等を変えていくと、つかまりの部分も変わってはくると思いますが、いま装着している純正のSシャフトでは、『つかまる』下限のスピード帯は41m/sくらいだと思います」
検証したクラブのまとめ
今回、ヤマハ 『 インプレス ドライブスター タイプD』の試打の結果、二人のプロが感じたクラブ特性やこのクラブに適するゴルファーのタイプに関してまとめると。 癸生川プロ ドローバイアスの割にはつかまり過ぎず、適正につかまるので気持ち良く振れるドライバーだと思いました。普段、弾道がちょっと右に行きがちなので、球をつかまえたいというプレーヤーに合うクラブかなと思いました。 小島プロ 『ちょっとだけ球をつかまえたい』というモデルって、あるようで案外と無かったと思うので、ちょっとつかまえたいと思っているプレーヤーにぜひ試してもらいたいと思います。 みんなのゴルフダイジェストYouTube・みんゴル試打班「ガチギアトラック」では、ヤマハ『インプレス ドライブスター タイプD』の試打として、オフセンターヒットした時にクラブの寛容性などを検証し、得られたデータから小島プロがクラブ特性のさらに細かな分析をしているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。
みんなのゴルフダイジェスト
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