つかまるけどつかまりすぎない! 上級者も使えるヤマハ『インプレス ドライブスター タイプD』ドライバー【ガチ試打計測・動画あり】
癸生川プロの通常のヘッドスピード45m/sで打つ
弾道は0.9度左に出て、ターゲットラインの13.7ヤード左に着弾する、ややつかまった球となった。 試打後の癸生川プロの感想は、「見た目の印象と同じ、ちょっとつかまって、でも、つかまり過ぎないという弾道ですね。コントロールしやすい、凄く打ちやすいです。ヘッドスピードが速いとしなり過ぎたり、遅いと硬く感じたりするけど、今の45m/sではそういう感じもなく、気持ち良く振れました」というもので、見た目の第一印象と全く同じものだった。 トラックマン4のデータ クラブスピード●45.1m/s ボール初速●65.6m/s 打ち出し角●12.8度 スピン量●3482rpm 降下角●41.6度 キャリー●235.4Y 飛距離●253.8Y 打ち出し方向●0.9度左 スピンアクシス●3.5度左 SIDE●13.7Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●7ミリトウ Vインパクト●5ミリ低 一方、データを見ての小島プロの分析は、「シャフトは40グラム台の先中調子のシャフトですが、クラブとしてはシャフトでもつかまえようという設計意図はあると思う。でもこのスピード帯で打っても、それほどシャフトが動き過ぎないという癸生川プロの感想を聞くと、(45m/sの速さで打った場合に)癸生川プロの見た目の印象の通りに『つかまるけど、つかまり過ぎない』ドライバーだといえると思います」とした。
一般ゴルファーの平均的なヘッドスピード42m/sで打つ
弾道は3.2度左に飛び出し、ターゲットラインから10.8ヤード左に着弾する、やはりややつかまった球だった。 試打後の癸生川プロの感想は「42m/sで打った時の飛び方は、45m/sの時よりも綺麗に飛んでいるように見える。球のつかまり具合は、45m/sと同じで適正につかまるという印象ですね。『D』の割にはつかまり過ぎず、いいですよね。つかまり過ぎずに真っ直ぐ飛ぶという印象が強いな」と、やはりつかまり過ぎない点を強調した。 トラックマン4のデータ クラブスピード●41.1m/s ボール初速●61.4m/s 打ち出し角●11.7度 スピン量●3470rpm 降下角●38.2度 キャリー●210.9Y 飛距離●230.7Y 打ち出し方向●3.2度左 スピンアクシス●1.3度右 SIDE●10.8Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●0ミリトウ Vインパクト●6ミリ低 これを受けて小島プロは、「この組み合わせだと、45m/sからクラブスピードを落としたほうがつかまりも、おさまるというのはあると思います。もうちょっとスピードを落として、40m/s下回ってみましょうか」と、このクラブのつかまりの特性を推測。次はさらに低いスピードで打つことに。
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