新年一般参賀「復興見守られている」「インスタで身近に」訪れた人ら
皇居で2日、行われた新年一般参賀。実施は2年ぶり、新型コロナウイルス禍後の事前申し込みによる人数制限なしでは5年ぶりで、親子連れら多くの人でにぎわった。 【写真】愛子さま、白いドレス姿で上皇ご夫妻に新年のごあいさつ 午前10時10分からの1回目の参賀には、天皇、皇后両陛下、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、両陛下の長女の敬宮愛子さま、秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま、常陸宮妃華子さまが並ばれた。 天皇陛下が能登半島地震などの被災者を気遣い、日本と世界の人々の幸せを願うお言葉を述べられると、参賀者は歓声を上げて日の丸の小旗を振った。友人と母親と訪れた東京都大田区の会社員、栗城春奈さん(38)は、お言葉に「(被災地の復興を)見守ってくださっているんだなと感じた」と話した。 宮内庁のインスタグラムを見て親子で訪れたという杉並区の高校3年の男性(18)は、「インスタで皇室が身近になった。日本の象徴である陛下が、世界にも目を向けられていると再認識できた」。父親(67)は「上皇さまにも、いつまでも長生きしてほしい」と話した。