状況別!砲台グリーン周りからの攻め方&寄せ方をアプローチ上手なツアープロが伝授【前編】
【斜面からの場合】斜面どおりに構えて打ち出しキャリーで勝負!
GD 砲台の斜面にボールが止まると左足上がりのアプローチになりますよね。 服部 だからボールの高さは出しやすくなります。ただ、上がり過ぎてショートする傾向があるので怖がらずキャリーを出すことを重視してください。少しロフトの立ったPWを使うのも手です。 GD キャリーを出すために打ち方で気を付けることは? 服部 自然に右足体重になるので、思い切って右足1本で立てるくらいで構えます。次に肩、腰を傾斜となるべく平行にセットし、斜面なりに振りやすいアドレスを作ります。 GD 斜面に逆らうようには構えないんですね。 服部 そうです。ヘッドが斜面に刺さりやすくなりミスにつながります。打ち込まずに斜面に沿ってヘッドを振り抜いてください。打ち込むと距離感も出にくくなります。
斜面からアプローチするときの”攻め方&打ち方”
高さが出やすいライなので思い切ってキャリーを出すことを考える。そのためにクラブをPWなどに替えるのも得策。上がりやすい特性を利用する右足体重でアドレスしたら、その体重配分をキープしたまま振る。手首を固定して肩の回転で斜面に沿ってヘッドを動かす。ボールは上げようとしなくても勝手に上がる。
斜面からアプローチするときの”構え方
普通に構えれば右足体重になるので無理に逆らわずに右足体重で構え、スウィング中も体重配分は変えない。そのために肩と腰のラインを傾斜と平行にセット。
今回は砲台グリーンのアプローチを状況別に解説した。明日の12時30分に公開する後編では、頂上付近からの砲台グリーンの狙い方&打ち方、そして簡単ドリルを紹介する。 PHOTO/ARAKISHIN THANKS/庄内川ゴルフ倶楽部 ※週刊ゴルフダイジェスト11月19日号「砲台グリーンのアプローチ」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト