【いまどき就活用語】「ガクチカ」「グルディス」「NNT」って何ですか!? 30代以上の認知度を調査
10月に内定式を行う企業も多くあるとのことで、今年度の就職活動もそろそろ終盤。大学生の息子がいる筆者ですが、先日遊びに来ていた息子の友人たちの話を横で聞いていると、就活に関する会話の内容が私にはチンプンカンプンなことに気が付きました。 【グラフで結果を見る】7つの「就活用語」30代以上の男女500人の認知度をグラフで見る。全体的に認知度は低めながら健闘していたのは? そこで、彼らに教えてもらったいまどき「就活用語」について、30代以上の男女500人に認知度を調査。就活生はみんな知ってる、大人は全然知らない、というギャップがたいそう大きかったので、ご報告します。
いくつ知ってる?いまどき就活用語
今回は、30代以上の男女に就活関連のサイトやSNSなどで頻出している以下の7つの就活用語について、「知ってる?」「知らない?」と質問しました。知っている人が最も多いものでも34%、少ないものでは6%と全体的に認知度はかなり低め。 「お祈り(メール)」・・・知っている:34%、知らない:66% 「オワハラ」・・・知っている:25%、知らない:75% 「ガクチカ」・・・知っている:17%、知らない:83% 「サイレント」・・・知っている:14%、知らない:86% 「ES」・・・知っている:14%、知らない:86% 「グルディス(GD)」・・・知っている:6%、知らない:94% 「NNT」・・・知っている:6%、知らない:94% 以下、簡単にそれぞれの意味を解説していきます。
お祈り(メール)=「不合格のお知らせメール」
この中で最も認知度が高かったのは「お祈り(メール)」。企業から学生に不合格のお知らせの際に送られるメールの多くが「今後のご活躍をお祈り申し上げます」「今後のご健闘をお祈り申し上げます」などの一文で終わっていることから、不合格通知のメールのことを「お祈りメール」と呼ぶようになったようです。 大学生の息子も、アルバイトの面接の後、スマホを見ながら「お祈りされちゃった~!」と言っていました。
オワハラ=「就活終われハラスメント」
内々定を出した学生に、企業がこれ以降の就職活動を控えるように働きかける行為のこと。 学生に、他社の就活ができないよう研修等への参加を強要する、内々定の段階で内定承諾書の提出を求められる、内々定の辞退ができないようプレッシャーをかけるなどの例があります。 売り手市場の就活戦線、企業側も学生を確保したく必死ですが、これはルール違反。社会問題にもなっているようです。