新たな「空飛ぶ宮殿」誕生!? 「超豪華座席」が特徴の航空会社に新型機出現…その圧巻の機内とは
機内Wi-Fiは「現在の10倍早いです」
アラブ首長国連邦のドバイに拠点を構えるエミレーツ航空が、新型機「エアバスA350-900」を導入します。これにあわせ機内を公開しました。次世代の製品や最新技術を備えたインテリアを装備しているとのこと。どういったものなのでしょうか。 【写真】「空飛ぶ宮殿」顔負け! これがエミレーツ航空の最新座席です 同社のA350は、フラットシートを備えた次世代型のビジネスクラス32席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス259席、合計312席で構成されています。 ビジネスクラスは横1-2-1列配置で、メルセデスSクラスからインスピレーションを得たという革張りの「Sラウンジシート」となり、ワイヤレス充電機能などを備えます。プレミアムエコノミークラスは横2-3-2席配置で、フルレッグレストとフットレストなどが備わり、同社は「他の多くの航空会社のビジネスクラスに匹敵する旅行体験」と紹介しています。 また、機内Wi-Fiについても航空業界では初となる「ViaSat」のGlobal Xpress(GX)衛星ネットワークを活用した高性能の新世代アンテナが搭載されています。これは、現在の航空機の総帯域幅の平均からすると最大10倍の通信速度といい、北極上空を含めた世界中の航路で、途切れることなくネット通信ができるとしています。 ちなみに、エミレーツ航空の現状の主力機は、総2階建ての「エアバスA380」です。A380の内装は「空飛ぶ宮殿」とも呼ばれ、シャワールーム付きの豪華なファーストクラス設備などが特徴で、世界で最もリッチなシートを供する航空会社としても知られています。
乗りものニュース編集部