時事芸人・プチ鹿島さんが見た信州の総選挙 「投票に行くことの大切さ」訴え【長野】
27日夜、abnの開票速報番組に出演したのが、千曲市出身の時事芸人・プチ鹿島さんです。投票率が低迷する中、「投票に行くことの大切さ」を訴えています。 新聞各紙を読み比べ、幅広いジャンルからニュースを読み解くプチ鹿島さん。 今回の衆院選は全国の激戦区をめぐり、「選挙戦の今」をネット配信してきました。 abnの開票速報番組でも舌鋒鋭く切り込んだプチ鹿島さん。「短期決戦」となった選挙日程については… ■時事芸人 プチ鹿島さん 「選挙を10月27日に早々とやる時点で何か隠したいとかなかったことにしたい新しい総理大臣が生まれたお祝いムードで乗り切りたいという思惑をどうしても感じてしまったのでそう簡単にはいかせないよという民意が出たのではないかなと」 プチ鹿島さんは今回、与野党一騎打ち、羽田家と井出家の「名門対決」と言われた3区に入り、2人の候補に疑問をぶつけました。 ■プチ鹿島さんと井出庸生氏 鹿島「同じのを非公認に振り込むってどこが非公認だよって思いません?」 井出「萩生田さんの怒りのメッセージしか見てないですけど…」 鹿島「萩生田さんももらっておいてから怒ってますよね何か」 ■プチ鹿島さんと神津健氏 鹿島「若い人たちだけじゃないけど選挙普段いかない人にどう興味持ってもらえればいいのか」 神津「私は選挙に行ってもらうことを義務に近いような形か(選挙に行けば)何かしらインセンティブでお金を渡すことをやってみるとか」 ■プチ鹿島さん 「僕も3区千曲市出身ですので、どういう人が通るのかなとずっと前から注目していたので緊張感はあった2人の話を聞けて良かった」 小選挙区で神津さんが2回目の当選。井出さんは比例復活で5回目の当選。 激戦となった一方、3区の投票率は低下しました。 県全体でも前回と比べ2.56ポイント下がり、57.21%となりました。 ■時事芸人 プチ鹿島さん 「今まじめな人ほど『自分が託す人がいない』って言って(選挙に)いかない人もいるらしいがよりましな人は誰かっていう視線でもいい。野次馬感覚で見れば見るほどでもやっぱり自分たちの生活に跳ね返ってくるなということが分かる政治は地続きなもの全然特別なものではない」