【JRA賞】最優秀4歳以上牝馬はスタニングローズ 高野師「絶対に走ると信じ続けた」
24年度のJRA賞の受賞馬が7日に発表され、大激戦となった最優秀4歳以上牝馬には、スタニングローズ(牝6、高野)が選出された。256票中138票を獲得。次点のテンハッピーローズ(牝7、高柳大)とは43票差だった。 【一覧】JRA賞・受賞馬/投票数 3歳時の秋華賞制覇以降は休養や不振もあったが、昨年11月のエリザベス女王杯で2つ目のG1タイトルを手にした。 高野師は「素晴らしい賞をいただき、本当に光栄です。一生懸命、馬と向き合う中で、なかなか結果が出なかったですが、馬の状態やメンタルは落ちてないと感じていました。牧場の方やスタッフと絶対に走ると信じ続けた結果がエリザベス女王杯だったと思っています」と喜んだ。 続く有馬記念8着を最後に引退。「この賞で(繁殖牝馬としての)評価が上がりますし、馬格も血統背景も素晴らしい。性格的にもいい馬です。間違いなく、いい子を出してくれると思います」と産駒への期待を口にした。