「今だけに過ぎない」大谷翔平のドジャース、ポストシーズンで新たな変化が!? 米メディア「実際のところ…」
大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、今季のポストシーズンでバントを多用している。それは大谷を活かす戦略であると、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督やギャビン・ラックス内野手が明かした。米メディア『ドジャーブルー』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ドジャースはレギュラーシーズンを通して10回しか使用しなかったが、ポストシーズンにおいてはバントを多用する場面が増えていた。特にナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦では、2回にトミー・エドマン内野手がバントを成功させ、続く大谷のタイムリーヒットの追加点に繋げている。さらに4回にもラックスがバントして、大きく点差を広げるきっかけとなった。 バントを多用しているが、ロバーツ監督は「これはプレーオフである今だけの野球に過ぎない。実際のところ、ポストシーズンはレギュラーシーズンとは違う」と語り、短期決戦限定の戦略であることを強調している。また、ラックスは「特に翔平が1、2人後ろで待っている時は、ダブルプレーは避けなければならない。得点圏にいる選手にチャンスを与えたいので、ダブルプレーをしないようにするのが僕たちの仕事。ただそれをやり遂げるだけだ」と語り、高い得点圏打率の大谷を活かす戦略であることを示唆している。
ベースボールチャンネル編集部