【高校サッカー沖縄全力応援】沖縄の歴史を塗り替えたい!「那覇西」を応援したい5つのこと
4. “超”攻撃的サッカー
去年は決勝で0対0、PK戦の末敗戦。大会無失点を貫くも準優勝だった悔しさが、那覇西の攻撃を変えました。 新チーム発足時から全員で話し合って、クロスの回数やシュートの本数・精度全てを向上させてきました。その結果、県大会ではサイド攻撃を中心とした攻撃的サッカーで5試合で32得点をあげるなど攻撃力が爆発しました。 選手たちも「これまでの攻撃的サッカーから超攻撃的サッカーに進化した」と手ごたえを語ります。 那覇西を率いる運天直樹監督は「全国大会では沖縄のスーパースター、具志堅用高さんのボクシングのように、攻めて攻めて攻めまくるサッカーがしたい」と力を込めます。
5. 中学生からともに汗を流す3人
沖縄県大会ではチームトップ7得点をあげたエースストライカーの與古田頼選手(3年)、チームをまとめるキャプテンの上地克幸選手(3年)、ロングキックが武器のセンターバック・亀田安澄選手(3年)の3人は中学時代は同じクラブチームに所属し中学・高校と共に汗を流しています。 高校1年生の時、與古田頼選手(3年)の兄が県外の高校から選手権全国大会に出場し、3人は全国大会1回戦の応援に駆けつけました。その舞台が今回1回戦が行われる味の素フィールド西が丘です。 全国選手権の試合をその目で見た3人は「絶対に自分たちも選手としてこの舞台に戻ってこよう」と誓いました。あれから2年、超攻撃的サッカーに磨きをかけた那覇西の中心メンバーとして3人は味の素フィールド西が丘に戻ってきます。 「自分たちで沖縄の歴史を塗り替えて、応援してくれる沖縄の人たちに元気を与えたい」 那覇西の初戦は12月29日に行われる富山県代表・龍谷富山との1回戦。沖縄の歴史を塗り替えるために、一戦必勝、まずは初戦突破を目指します。 (取材・文 高校サッカー選手権民放43社/沖縄テレビ放送)