【高校サッカー沖縄全力応援】沖縄の歴史を塗り替えたい!「那覇西」を応援したい5つのこと
美しい海に、世界自然遺産にも登録されているやんばるの森。美しい自然に加えて琉球王国時代から育まれてきた独自の文化が色濃く残る沖縄県。沖縄県の県都であり、経済、文化の中心地が那覇市です。 その那覇市に学校を構えるのが、12月28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会に沖縄代表として出場する那覇西高校です。 12月29日の全国大会1回戦では富山県代表の龍谷富山と味の素フィールド西が丘で対戦します。 その沖縄県代表の那覇西高校の応援したい5つのポイントを紹介します。
1. 多数のJリーガーを輩出 県内屈指の名門校
選手権全国大会の出場回数は県内最多、今回で18回を数える県内屈指のサッカー名門校です。現役時代は名古屋グランパスで活躍し、昨季は大宮アルディージャのヘッドコーチとしてJ2昇格に貢献した喜名哲裕さん、92回大会では主将としてチームをベスト16に導き昨季は名古屋グランパスで活躍した徳元悠平選手など、サッカー部のOBはJリーグの舞台で活躍しています。
2. 30年前に県勢最高位・ベスト8に
インターハイの出場回数も18回、平成17年の千葉大会では準優勝に輝くなど全国の舞台でもその強さを見せつけてきました。全国高校サッカー選手権の最高成績はちょうど30年前、73回大会のベスト8です。それから30年間、沖縄県勢はベスト8の壁を越えられていません。 ベスト8のメンバーで昨季はJ3大宮アルディージャのヘッドコーチを務めた喜名哲裕さんも、「あれから30年。那覇西がベスト8の壁を越える事を楽しみにしている」と後輩たちの活躍に期待を寄せています。
3. 4大会ぶりの悲願
県内最多の選手権全国大会出場を誇るも近年は全国の舞台から遠ざかっていました。第101回大会は決勝でPK戦の末敗戦。前回の第102回大会でも決勝でPK戦の末敗れ2年連続決勝の舞台で涙をのみました。 今年も決勝のピッチに立った那覇西は新人大会で敗れたライバル宜野湾と対戦。 過去2年決勝でのPK戦で敗れた悔しさを胸に前半からチャンスを作り前半10分、去年PKを外し涙を流した玉寄一星選手(3年)が一気に裏に抜け出し電光石火の先制ゴールを奪うと、その6分後にも屋比久愛都選手(3年)のスルーパスを受けた玉寄一星選手(3年)が右足を振り抜き2点目を決めます。 去年は1点もとれなかった決勝のピッチで4点をあげた那覇西は、4対1で宜野湾を下し4大会ぶり18回目の優勝を達成しました。