“八村世代”元U17日本代表PGの平良彰吾が琉球に期限付き移籍…離脱者発生に伴い緊急補強
B1西地区所属の琉球ゴールデンキングスは10月15日、B3横浜エクセレンスに所属していた平良彰吾が期限付き移籍で加入することを発表した。なお、移籍期間は11月13日までの約1カ月となっており、リーグ登録が完了次第、10月16日に行われる東アジアスーパーリーグ(EASL)の初戦であるメラルコ・ボルツ戦にエントリーする見込みとなっている。 千葉県出身で現在27歳の平良は、170センチ72キロのポイントガード。市立船橋高校時代に八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)、牧隼利(大阪エヴェッサ)らとともに世代別日本代表に選ばれた実績を持ち、拓殖大学を経て、2020年にライジングゼファー福岡の特別指定選手としてBリーグデビューを果たした。その後はしながわシティバスケットボールクラブ、湘南ユナイテッドBCでプレー。昨年7月に横浜EXに加入し、昨シーズンは2試合の出場で、1試合平均9.5得点3.0リバウンドを記録した。 琉球は今月12日に司令塔の伊藤達哉が全治2~3カ月の右ヒジ内側側副靱帯損傷と診断され戦線離脱したばかり。クラブは「平良選手は、サイズはないのですが、ディフェンスインテンシティとシュート力は非凡なものを持っています。そして急遽キングスへ合流してもチームにフィットできる人柄と能力を持っていることから、短期間ではありますが伊藤達哉選手が戦列離脱している期間を補う役割に期待します」と、新戦力を獲得した経緯を説明した。 今回の発表に際し、平良は「このたび期限付移籍に伴いチームに加入することになりました平良彰吾です。自分にとって所縁のある沖縄で家族や親戚に見守られてバスケットボールができることを楽しみにしています。また、自分が目指していたB1の舞台でそのなかでもトップチームであるキングスでプレーさせてもらえることをうれしく思います。自分の武器であるディフェンス力やアグレッシブなプレーでチームに貢献していきます!またこの挑戦に対して背中を押してくれた横浜EXのチームメート、スタッフすべての方に感謝しています。チームの力になれるよう全力を尽くしていくので応援よろしくお願いします」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。
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