【特集】試練乗り越え期待の柱に!さらなる飛躍目指し今年も奮闘 阪神タイガース・大竹耕太郎「読売テレビ「あすリートPlus」)
■「使いたいと思ってもらえる選手に」さらなる進化求め奮闘
シーズン終盤の8月を迎える頃、大竹選手の心境にも変化があらわれていました。 (大竹)「(これまでをふり返って)去年は先発で1試合しかしていないので、それに比べたらすごく充実しているなと思います。いい経験をさせてもらっているなと感じています。移籍してきた当時は、試されている感じというか…。【本当にこいつ使えるのかな】というふうにすごく注目されていたと思うので、緊張感が勝っていたように思います」 (ディレクター)「試合で、投げる前に怖いなと思うことは?」 (大竹)「だいぶなくなったと思いますね。去年は、代打で急遽自分が投げさせてもらうことになった時に、投げるのが怖いという感情が一番に出てきたんですけど、今年はやっぱりその辺の気持ちが違いますね。早く投げたいとか、早く対戦したいっていうワクワク感みたいなほうが強いです」 投打に及ぶ活躍で、自身初の二桁勝利を達成した大竹選手。応援してくれる人々への感謝の気持ちを大切にしたいと話します。 (大竹)「(二桁勝利を達成した試合を経て)いいピッチングができました。周りの支えがあって達成できたものなので、お世話になっている皆さんに報告したいなと思います」 進退を賭け、必死に挑んだ2023年。大竹選手はキャリアハイの成績を叩き出し、ポストシーズンもチームの柱としてフル回転。最高の仲間と勝利の美酒も味わいました。 (大竹)「入って来た時からすごく歓迎してもらえたというか…。(チームメイトが)リスペクトを持って接してくださっているので、すごく居心地もいいですし、結果が出ない時も声を掛けてくださるファンの皆さんの支えがあって、頑張ろうと思えたので…。これからも応援して下さる方の気持ちを大切にしたいなと思いますし、ありがたいなと思っています」 年明け1月、大竹選手はすでに今シーズンに向けて動き出していました。 (大竹)「周りにも素晴らしい投手がたくさんいますし、今年も投げさせてもらえるっていうふうには思っていなくて…。なので、ピッチングや普段の振る舞いから含めて、その中でも自分を使いたいと思っていただけるような選手になっていきたいなと思います」 さらなる高みを目指す、大竹選手のことしの目標は…。 (大竹)「去年はイニングが131回と3分の2で規定に届きませんでした。なので、今年は規定とはいわず、もっと投げられるようにしたいです。150回、160回あたりまで投げていきたいと思います」 いくつもの壁を乗り越え、試練の年を糧に変えた大竹選手。さらなる進化を追い求め、自己研鑽に勤しむ期待のキーマンの成長は、熱い視線と大きな応援を集めています。 (読売テレビ「あすリートPlus」2月18日放送)