18日表明!蓮舫”地獄の都知事選”公約…ブーメラン炸裂!7つのゼロ猛批判に「民主党政権のマニフェストはどうなった」の声
蓮舫氏の学歴の疑惑を指摘する週刊文春
ただ、重要なのはカイロ大学そのものが小池氏の卒業を認めている点だ。加えて、これまで新聞社やジャーナリストなどが大学当局に問い合わせた結果、卒業の事実をカイロ大学が改めて認めているという。仮に「エジプトでは卒業関係書類が買える」にしても、「カイロ大の声明文が元側近の提案通りに出された」としても、カイロ大学が卒業を認める以上、「卒業」そのものは動かないだろう。 立候補予定者の「学歴」に関しては、「週刊文春」(6月20日号)が違う角度から蓮舫氏に関する記事を掲載した。蓮舫氏の公式サイトにあるプロフィール欄には「北京大学に留学」と記載されている。だが、週刊文春の記事によれば、初出馬した2004年の選挙公報などに同様の記載があったものの、その後の選挙公報では記載が消え、正式な本科の留学ではなく「語学留学・研修」だったのであれば誤解を招きかねない、などと指摘しているのだ。 同窓生の「授業で見かけることはほとんどなかった」、中国に詳しいルポライターの「蓮舫氏の中国語能力と中国の知識は相当、レベルの低いものです」といったコメントも記されている。ただ、北京大学に「留学」していたことが事実であれば問題ないのではないか。
蓮舫を「架橋の末裔」と持ち上げる中国メディア
2010年7月19日に「現代ビジネス」が配信した近藤大介編集次長名の記事も紹介しておきたい。それを読むと、ワイン片手に蓮舫氏と放談していたという近藤氏は、蓮舫氏が「日本生まれの日本育ちだけど、父が台湾人なの。それなのに、中国語がまるでできない。それを情けなく思って、とにかく中国へ行って集中的に中国語を勉強しようと決意したの」と語っていた、と記している。 民主党政権で閣僚となった蓮舫氏は中国で人気者だったそうで、中国国営新華社通信は「華僑の末裔である蓮舫大臣の人気は旺盛 女性初の首相が有望視」と題した記事を掲載し、選挙の開票速報を流すほどだったという。中国メディアの「架橋の末裔」という持ち上げ方はともかく、小池氏のカイロ大学も、蓮舫氏の北京大学も国立だ。どちらも「卒業」や「留学」を認めているということであれば、それがネガティブキャンペーンの一環として選挙戦で用いられたとしても、致命傷になることは考えにくい。 若くして他国の地を踏み、元キャスターといった共通点がある2人は「政党との距離」に悩んでいる点も同じと言える。小池氏は2016年の都知事選で「ブラックボックス」などと自民党東京都連を批判した。ケンカ対象を都連に限定し、当時の安倍晋三首相率いる自民党本部とは関係を維持していたのだが、派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で今は自民党本部が“大炎上”している。内閣支持率は低空飛行を続け、自民は地方選でも連戦連敗中だ。