東京SGのHO堀越康介主将、大型FWの東京ベイ相手に「FW勝負のところで下がらないことがキーになる」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部で1分け2敗の11位と今季未勝利の東京SGが10日、東京・府中市での練習を報道陣に公開。12日の東京ベイ戦(秩父宮)についてHO堀越康介主将は、「相手がやってくることは明確で、強いフィジカルを持ったFWを前に出し、SOフォーリーを中心にスピードを持ったBKで振ってくる。まず、FW勝負のところで下がらないことが試合のキーになると思う」とリーグ屈指の大型FW相手にも引かない気構えを示した。 3試合を振り返って、「ここ2試合、30点取って、30点取られている」と、ディフェンスの改善に取り組んだことを明かし、内側からの圧力をさらに高めるシステムに変えたという。「それを信じて、グラウンドでやり続けることが大事」と話す。 チームは開幕前に、元女子プロゴルファーの宮里藍さんの話を聞く機会を設けた。「何のために、誰のためにラグビーをやっているのかという話をしていただいた。僕たちには家族もいるが、一番は、このチームで仲間と一緒にラグビーをしてしっかり勝つということが原動力になっている」と訴えた。「うまくいっていないときの組織は言い訳を探す人間も多くなるし、やってきたことに不安を覚える者も出てくる。他人ではなく、自分たちに矢印を向けることが重要」と足元を見つめた。