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勤務先の中学校で女子生徒を抱き締め、上半身を触るなどしたとして、広島県警は2日、中学校教員の男を強制わいせつの疑いで逮捕しました。 【画像を見る】事件を捜査する海田警察署 逮捕されたのは、広島市南区に住む中学校教員の男（59）です。 警察によりますと、男は2022年10月ごろ、自身が勤務していた広島市立中学校で、女子生徒を後ろから抱き締めた上、上半身を触るなどした疑いがもたれています。 警察の調べに対し、男は「中に着ているシャツの上から触りました」と供述しているということです。 被害にあった女子生徒の関係者から警察に届け出があり事件が発覚しました。女子生徒は事件当時、男の教え子だったということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。 広島市教育委員会によりますと、男は数学の教員で、勤務態度については、「学校運営に協力的な態度で業務を遂行していた」としています。 市教委の服務・健康管理担当課の中田晋介課長は「本日、広島市立学校職員が強制わいせつ罪の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾です。今後、すみやかに事実関係を把握し、本市教育委員会として厳正に対処します」とコメントしています。