Steamのゲーム録画機能「Game Recording」正式公開/「PowerToys」の最新版に画像のテキスト抽出機能
「Google Chrome」にセキュリティアップデート 2件の脆弱性に対応
米Googleは11月5日(現地時間)、デスクトップ向けChromeの安定チャネルをアップデートした。アップデート後のバージョンは、WindowsおよびmacOSが「130.0.6723.116/.117」、Linuxは「130.0.6723.116」となる。 本バージョンでは、以下の2つの脆弱(ぜいじゃく)性が修正されている。カッコ内はそれぞれの深刻度だ。 ・CVE-2024-10826:Use after free in Family Experiences(High) ・CVE-2024-10827:Use after free in Serial(High) 特別な理由がない限り、早急にアップデートすることが推奨されている。通常は自動的に更新されるが、Chromeの右上に表示されるメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を表示することで手動での更新も可能だ。
Microsoftが「Windows Server 2025」の一般提供を開始
米Microsoftは11月4日(現地時間)、Windows Server 2025の一般提供を開始した。サイバーセキュリティが重要視される時代において、データとインフラストラクチャを保護するために設計されたセキュリティ機能の強化をアピールしている。 主なセキュリティ機能としては、Active Directory(AD)ではスケーラビリティーの向上、プロトコル、暗号化、強化、新しい暗号化サポートを改善。 SMB over QUICに対応した他、ADが自動的にパスワードを管理するdMSAも導入される。 また、オンプレミス環境であってもクラウド環境と同等のセキュリティを実現する、新しいホットパッチサブスクリプションサービスが提供される。これにより、再起動の回数が減り、運用の中断が最小限に抑えられるとしている。 この他、Windows Server 2025 はAIや機械学習など、最も要求の厳しいワークロードを処理できるように設計されているとのこと。例えば、Azureによるパフォーマンスとスケーラビリティーが大幅に向上しており、Windows Server 2025 Hyper-V 仮想マシンの最大メモリは、以前の10倍となる240TB、最大仮想プロセッサ数は以前の約8.5倍となる2048VPとなる。
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