Steamのゲーム録画機能「Game Recording」正式公開/「PowerToys」の最新版に画像のテキスト抽出機能
2024年第3四半期は2.5兆円の赤字 Intelの赤字が続く
米Intelは10月31日(現地時間)、2024年第3四半期の業績を発表した。第3四半期の売上高は、前年同期比で6%減の132億8400万ドル、純利益は166億3900万ドル(約2兆5500億円)の赤字となった。 同社は2025年までに100億ドルのコスト削減を目指しており、2024年第3四半期に計画が大きく前進したとしている。また、2024年第3四半期には、ファウンドリ事業を子会社化する意向を発表。Intelの他の事業部門と明確に分離することで、資金調達をしやすくするのが狙いだ。 IntelのCFOであるデビッド・ジンスナー氏は「今四半期に実施した措置により、当社は引き続き戦略を遂行しながら収益性の向上と流動性の強化を図ることができる」としている。
次世代Nintendo Switchで現行ソフトもプレイ可能に
任天堂は11月6日、今後発売を予定しているNintendo Switchの後継機種は、現行のNintendo Switch向けソフトも遊べることを、同日開催した経営方針説明会で明らかにした。 Nintendo Switch Onlineも後継機種で引き続き利用できるようにするとしている。なお、後継機種については、発売時期を含めて詳細は明らかにしていないが、後日改めて案内するとのことだ。
ChromeOSが最新版に 「クイック挿入」が全てのChromebookへ
米Googleは11月1日(現地時間)、最新の「ChromeOS M130」をStable(安定)チャネルで公開した。「クイック挿入」が全てのChromebookで利用可能になる他、「Focus on ChromeOS」や「Welcome Recap」などの新機能も追加されている。 ・クイック挿入(Quick Insert) クイック挿入は、前バージョンでSamsung Galaxy Chromebook Plusに先行導入されていた機能だ。専用のキーボードキーあるいはキーボードショートカットを使用して、絵文字、記号、GIF、Google ドライブ リンク、簡単な計算、単位変換を素早く挿入できるというもの。M130では、「Launcher+F」のショートカットで全てのChromebookが利用可能になる。 ・Focus on ChromeOS Focus on ChromeOSは、ユーザーの集中力を妨げず、より生産性の高いワークスペースを作成できるように設計された機能だ。集中時間の設定と調整、サイレントモード(DND)の有効化と無効化、新しいGoogleタスクの選択と作成を簡単に行うことができる他、フォーカスサウンドや YouTube Music Premium(サブスクリプション ベース)で、集中力を高めるために厳選されたプレイリストを聞くこともできる。 ・おかえりなさい(Welcome Recap) Welcome Recapは、ユーザーが作業をすぐに再開できるよう、デバイスの起動時に以前のセッションからアプリやタブをプレビューして、復元できるというもの。天気、次のカレンダーイベント、他のデバイスの最近のタブ、関連するGoogleドライブの提案など、役立つ情報も提供される。 ・スタジオスタイルのマイク ビデオ通話コントロールで本機能を有効にすると、Chromebookの内蔵マイクの音がスタジオマイクのように改善される。既存のノイズキャンセルと残響除去効果が含まれており、高度なバランス調整、細かいディテールの再構築、部屋の適応によってさらに強化されているという。 ・AIレコーダーアプリ 話者を検出してラベル付けし、録音されたコンテンツの要約を提供する文字起こしを作成できる。 ・よりアクセスしやすいプライバシーコントロール ChromeブラウザのユーザーがOSレベルのプライバシーコントロールをより利用しやすくなる。これは、カメラやマイクを動作させるにはOSレベルのプライバシーコントロールを有効にする必要があることを、ユーザーにもっと認識してもらうことを目的としている。 この他、以下のような改善も行われている。 ・外観エフェクトがビデオ通話コントロールに統合(Chromebook Plusのみ) ・キーボードの明るさコントロールの強化 ・ディスプレイの明るさコントロールの強化 ・テキストから必要な情報を素早く見つけられるHelp me Read(Chromebook Plusのみ) ・マルチカレンダーのサポート ・ピクチャーインピクチャーウィンドウの強化。ウィンドウを移動したり、2つのサイズを切り替え可能に