Steamのゲーム録画機能「Game Recording」正式公開/「PowerToys」の最新版に画像のテキスト抽出機能
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう! 【画像で見る】Steamにゲームレコーディング機能が追加された
Steamのゲーム録画機能「Game Recording」正式公開
米Valveは11月6日(現地時間)、PCゲームプラットフォーム「Steam」において、ゲームプレイの録画機能「Steam Game Recording」をリリースした。Steamクライアントを最新版にアップデートすることで、全てのユーザーが利用できる。 ゲームレコーディングは、ゲームのプレイ映像を簡単に録画できるという機能だ。ゲームの開始と同時に自動で録画が始まるバックグラウンド録画の他、手動でも開始/停止できる。 録画の時間や品質は、ゲームタイトル毎に指定できる。録画をしない、あるいは無制限に録画を行うことも選択できる。自キャラが死亡した場面を見返したり、NPCのせりふを見返したりできるリプレイや、一部分を切り取るクリップ、クリップを共有する機能などを備えている。 ゲームレコーディングは、Steamオーバーレイをサポートする全てのゲームで機能するが、一部の古いゲームでは機能しない場合があるという。 NVIDIA製およびAMD製グラフィックスカードを活用することで、録画にかかるパフォーマンスコストの大部分を削減しているが、これらのグラフィックスカードが搭載されていないシステムではCPUが録画に使用されるため、システムのパフォーマンスに顕著な影響が生じる可能性があるとしている。
「PowerToys」の最新版に画像のテキスト抽出機能
米Microsoftは11月5日(現地時間)、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版、バージョン0.86.0をリリースした。本バージョンでは、Advanced Pasteに画像からテキストを抽出して貼り付ける機能が追加された。 Advanced Pasteは、クリップボードにコピーされた内容をJSONやMarkdownなど必要な形式に変換して貼り付けできるツールだ。新機能として、画像がクリップボードにコピーされている場合、その画像からテキストを抽出して貼り付けることができるようになった。テキストの認識はローカルで実行されているとのことだ。 この他、設定画面の左側にあるナビゲーションを調整しており、「システムツール」「ウィンドウとレイアウト」など、ユーティリティーがグループ化されるようになっている。