未完の大器ブラックブロッサムが引退、種牡馬入り 5戦4勝も浅屈腱炎に泣く
6月の保津峡Sを勝って通算成績を5戦4勝としていたブラックブロッサム(牡5・斉藤崇)が引退、種牡馬入りすることになった。15日にシルクホースクラブがホームページで発表した。 ブラックブロッサムは父キタサンブラック、母ポーレンという血統。新馬→大寒桜賞を連勝後、GⅡ京都新聞杯では5着に敗れたものの、古馬相手の信夫山特別を制して期待が膨らんだ矢先に左前脚に屈腱炎を発症し、1年11か月に及ぶ休養を余儀なくされた。そのブランクから復帰したのが保津峡Sで、2番手追走から早めに先頭に立って快勝。さらなる飛躍が見込まれていたが、今月に入って今度は右前脚の浅屈腱炎を発症し、放牧に出されていた。 シルクホースクラブでは、GⅠを6勝したイクイノックスと同じキタサンブラック産駒で、同期の募集だった。
東スポ競馬編集部