最も稼いでいるのは? バルセロナの最新年俸ランキング1~10位。主力選手たちの給料とは?
50億超を受け取る怪物
2位:ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表) 生年月日:1988年8月21日(36歳) 推定年俸:3333万ユーロ(約53.3億円) 23/24リーグ戦成績:35試合19得点8アシスト ポーランド代表のFWロベルト・レヴァンドフスキは、バルセロナで2番目に高額な3333万ユーロ(約53.3億円)の年俸を受け取っている。 レヴァンドフスキは、2022年夏にバイエルン・ミュンヘンから4500万ユーロ(約72億円)の移籍金でバルセロナに加入した。すでにベテランの域に達していた同選手の獲得には賛否両論あったものの、ラ・リーガ1年目に23得点7アシストを記録して得点王に輝き、そして2年目には19得点8アシストと安定した活躍を続けている。今シーズンも第4節終了時点で4得点1アシストと、36歳とは思えない活躍を見せている。 懐疑的な声を跳ね返すような結果を残しているレヴァンドフスキだが、この年俸はバルセロナにとって大きな負担だというのは事実だ。バルセロナはレヴァンドフスキ加入時、段階的に年俸を上げていく契約を交わしており、今シーズンの年俸は3333万ユーロまで上昇している。 スペインメディアによると、出場機会が減るとクラブが一方的に契約を解消することができるという条項があるものの、戦力としては不可欠なだけに簡単に手放すことはできない。加えて、同等の条件を出す別のクラブが現れる可能性も低いだけに、バルセロナとしてはこの年俸分にふさわしい働きをしてもらうほかにない状況と言えるだろう。
驚愕の60億超え
1位:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表) 生年月日:1997年5月12日(27歳) 推定年俸:3750万ユーロ(約60億円) 23/24リーグ戦成績:20試合2得点0アシスト バルセロナで最高額の年俸を受け取っているのは、オランダ代表のMFフレンキー・デ・ヨングだ。推定年俸は驚がくの3750万ユーロ(約60億円)となっている。 デ・ヨングは2019年夏にアヤックスから8600万ユーロ(約137.6億円)の移籍金でバルセロナに加入した。スペイン『マルカ』によれば、当初の契約条件では年俸1400万ユーロ(約22.4億円)であった。しかし、その後新型コロナウイルスの影響でクラブは選手たちの給料を12%減額し、さらにデ・ヨングは2020年に契約延長に応じる代わりに、21/22および22/23シーズンの給料を減額する条件を受け入れた。彼は2026年までに減額分を補填する契約を結んだため、現在の年俸は3750万ユーロという超高額となっている。 その場しのぎの契約延長は結果としてバルセロナの財政を圧迫し続けており、移籍市場が開くたびにデ・ヨングの放出が噂されている。昨シーズンは足首の負傷もあり、リーグ戦出場は20試合にとどまり、十分な貢献ができたとは言いがたい。 今シーズンも足首の問題は続いており、デ・ヨングはまだ復帰していない。彼がピッチに立てば、チームに不可欠な選手であることは疑いの余地がないが、クラブの財政状況に見合った年俸かどうかは疑問が残るところだろう。
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