W杯アジア最終予選 折り返し時点で日本、イラン、韓国が単独首位 各地で“熱戦”各組の状況は…
◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本4-0インドネシア(2024年11月15日 インドネシア・ジャカルタ) 【写真】クウェートに勝利し喜ぶ韓国代表イレブン。AFCアジア杯公式X(@afcasiancup)から サッカーの26年W杯北中米大会アジア最終予選第5節は15日、残りの1試合が行われ、C組の日本代表(FIFAランク15位)が敵地インドネシア(同130位)戦に4―0快勝。2位に勝ち点差7をつけ首位独走。敗れたインドネシアは前節5位から最下位へ転落した。 同予選は折り返しとなる5戦目が終了。残り5試合を残し各組首位に立ったのはA組イラン、B組韓国、C組日本。3チームとも4勝1分の勝ち点13。特に日本は5試合で19得点1失点(得失点差+18)という韓国(11得点4失点)やイラン(9得点3失点)と比べても好成績を残し、2位に勝ち点差7をつけ独走状態となった。 一方、5試合を終え未勝利となったのはA組の北朝鮮(2分3敗)、B組のクウェート(3分2敗)とパレスチナ(2分3敗)、C組のインドネシア(3分2敗)の4チーム。ただ日本に敗れ最下位転落となったインドネシアはC組2位オーストラリアとは勝ち点3差しかなく、まだまだW杯ストレートインとなる2位確保にも希望が残る展開となった。 日本のC組は勝ち点6でオーストラリア、サウジアラビア、中国が並び、最下位とも勝ち点差が少なく2位争いが大混戦。B組では韓国が2位に勝ち点5差をつけ首位快走。今年のアジア杯で準優勝を躍進したヨルダンが2位につけ、悲願のW杯初出場を狙う。 A組のアジア杯王者カタールは、初のW杯出場を狙う2位ウズベキスタンとの熱戦を3―2で制し2勝目。前節から変わらず4位のままとなったが、ウズベキスタンとの勝ち点差を6から3へと縮めW杯ストレートインへ望み。3位UAEを絡めた2位争いが熱を帯びてきた。 ▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A~C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。 <W杯アジア最終予選A組順位表> 1位・イラン(19) 4勝1分 得失点+6 勝ち点13 2位・ウズベキスタン(58) 3勝1分1敗 得失点+2 勝ち点10 3位・UAE(68) 2勝1分2敗 得失点+3 勝ち点7 4位・カタール(46) 2勝1分2敗 得失点-2 勝ち点7 5位・キルギス(103) 1勝4敗 得失点-6 勝ち点3 6位・北朝鮮(111) 2分3敗 得失点-3 勝ち点2 <W杯アジア最終予選B組順位表> 1位・韓国(22) 4勝1分 得失点+7 勝ち点13 2位・ヨルダン(64) 2勝2分1敗 得失点+4 勝ち点8 3位・イラク(56) 2勝2分1敗 得失点+1 勝ち点8 4位・オマーン(80) 2勝3敗 得失点-2 勝ち点6 5位・クウェート(135) 3分2敗 得失点-6 勝ち点3 6位・パレスチナ(100) 2分3敗 得失点-4 勝ち点2 <W杯アジア最終予選C組順位表> 1位・日本(15) 4勝1分 得失点+18 勝ち点13 2位・オーストラリア(24) 1勝3分1敗 得失点+1 勝ち点6 3位・サウジアラビア(59) 1勝3分1敗 得失点-1 勝ち点6 4位・中国(92) 2勝3敗 得失点-8 勝ち点6 5位・バーレーン(76) 1勝2分2敗 得失点-5 勝ち点5 6位・インドネシア(130) 3分2敗 得失点-5 勝ち点3 ※()内数字はFIFAランキング