ホンダ、新型フリード発売 8年ぶりフルモデルチェンジ 6グレード展開で価格は250万~343万円
ホンダは27日、「フリード」を8年ぶりに全面改良して28日に発売すると発表した。フリードの特徴である取り回しのよい車体サイズを保ちつつ、後席の居住性を高め、パワートレインや運転支援システムも刷新した。「ホンダの柱になるモデル」(高倉記行日本統括部長)と位置付け、月販計画は2016年に投入した旧型を上回る6500台に設定した。 新型フリードの詳細写真を見る 3代目となる新型フリードは「スマイルジャストライトムーバー」をコンセプトに開発した。パワートレインはガソリン車とハイブリッド車(HV)の2タイプ。HVは旧型の1モーターハイブリッドから最新の2モーターシステム「e:HEV」とした。フロントシートの形状を見直すなどして後席の居住性も高めた。 グレード展開は、ガソリン車、HVともベースの「エアー」2タイプとアウトドアを意識した「クロスター」の合わせて6グレードだ。クロスターは従来以上にデザインを差別化し、従来は取り切れていなかった20代後半から30代前半の若年層を開拓し、販売台数を増やしたい考え。 価格は250万8千~343万7500円(消費税込み)。