7人に聞いた、「お守りアクセサリー」と幸運の物語。
お伊勢さんとの ご縁と両親の想い。新旧の繋がりがありがたくて。
中野聡美(なかの・さとみ)さん PR アバロン代表。ブランドのPR、コンサルティングを行う。ジュエリーブランド『ヒロタカ』の麻布台ヒルズ店オープンを迎え、多忙を極める。
神社仏閣通であることがおしゃれ業界に広く知られている中野聡美さん。その評判から、伊勢神宮ゆかりの宮師『宮忠』が手がけるアクセサリーのPRを請け負うことに。愛用のブレスレットは、チャームに紙垂(しで)がデザインされたもの。 「これをしていて何か失敗したということがまだ一度もありません」
シルバーとオニキスのリングは『ヒロタカ』。 「オニキスは正しい決断を助ける意味があるそうです。仕事のある日は毎日つけています」 ルビーのリングは母から譲り受けたエンゲージリング。 「ここぞという大事な時や重要なプレゼンの時につけてます。私のラッキーカラーも赤なので、守られている気持ちがしますね」
3度なくなり、3度とも戻ってきた、〈親子〉ピアス。
小林一美(こばやし・かずみ)さん デザイナー アパレルで企画、生産、バイイングなどを担当した後、独立。ブランドを立ち上げ、表参道にアトリエ兼ショップ『ル・ピボット』を構える。
「白いオパールのピアスは、実は片方だけ3度なくしているんです。いつも人から指摘されてから気づき、探し回って、最後には必ず見つかるという……。来た道のマンホールの端の小さな穴に落ちそうになりながらひっかかっているのを見つけた時は、『いてくれてありがとう』と感激しました。
必ず同じほうがなくなるのが気になって、ストーンリーディングをお願いしたことがあります。読んでくださった方曰く、対のオパールは親子! うち、子どものほうが好奇心旺盛で、未知の世界を見たくて出かけていたそうです。そんな経緯から愛着もひとしおです」
祖父の形見の印台リングで、ここぞの時には“召喚”。
恩田ルーシー(おんだ・ルーシー)さん アンティークバイヤー 英国アンティークの食器、雑貨を扱う『Say It with Lucy’s』店主。キャラクターデザインに携わっていた経験から、グラフィックデザイナーの顔も。