7人に聞いた、「お守りアクセサリー」と幸運の物語。
「手元にあるアクセサリーは少なく、若い頃に家族から贈られたものや自分で買ったもの、20年ほど前のアメリカ留学時代に同級生たちと作ったものなど古いものばかり。思い出と共に使い続けていて、ひとつも欠かせない宝物です。
祖父の形見の印台リングは、名字が彫られているからでしょうか、身につけると、祖父が近くにいるのを強く感じられる、守り神。
大きな買い付けやプレゼンの前など、どうしても力が欲しい時、このリングをして、祖父を呼び出すんです。他力ばかりではだめとわかりつつ、祖父が傍らにいるはずと信じると、ホッとできます」
色石やサボテンのリングで求心力が アップ。仕事に変化も。
平松昭子(ひらまつ・あきこ)さん イラストレーター、ブロガー web、雑誌などにイラストやコミックエッセイを寄せる。水墨画や日舞をたしなみ、着物を愛好。上方舞・吉村流の名取でもある。
「体調や気持ちのゆらぎに敏感になり始めた40代の初め頃から、石付きアクセサリーのパワーを信じるようになりました。よくつけている、ダイヤモンドがあしらわれたカクテュス(仏語でサボテン)、ブルートパーズ付き、シトリンの3つのリングは、すべて『仕事運が上がるように』と願いを込めて購入したもの。
イラストが掲載された雑誌のページをめくる動画をSNSにアップする時、どれかひとつをつけるようにしていますが、効果絶大。
フォロワーが増えましたし、ファッション関連の仕事の話など、イラストの枠を超え、仕事の幅が広がったと感じています」
大一番で背中を押してくれる存在感あるシルバーバングル。
石毛のりえ(いしげ・のりえ)さん スタイリスト 会社員を経て、スタイリストに。女性ファッション誌や広告、WEBメディアまで幅広く活躍する。アクセサリー企画を担当する機会も多い。
「今の仕事を始めて20年近く経っても、初めてお会いする方々との仕事はいまだに緊張します。そんな時に頼りになるのが『エルメス』のバングルです。イタリア・フィレンツェを旅行した際に手に入れたもの。幅が6cmほどあって、私自身、手に取るのを一瞬ためらったほど、迫力があります。