洗濯機で絶対に洗ってはいけないもの 10
レザー
革製品も洗濯機で洗うのは絶対に避けて。水洗いすると革が乾燥してひび割れ、縮んでしまう可能性もある。革製品の汚れは、水で濡らしたスポンジで拭き取るように。また、水に浸すのは避け、部分的に汚れを落とすようにしよう。 革製品の表面の汚れを落とすには、水で濡らしたスポンジに石鹸や液体洗剤を少量つけて、汚れ部分を軽く叩くようにする。その後、湿らせたマイクロファイバークロスで拭き取り、完全に乾燥するまで吊り干して。 この汚れを落とす方法はあくまでも洗える革製品の場合。洗濯をする前に、必ず衣類についている洗濯表示を確認し、その指示に従うようにして。また、洗える革製品でも、洗濯後は専用の防水スプレーやクリームなどで手入れをし、革の乾燥やひび割れを防ごう。洗えない革製品は、必要に応じて数年ごとにクリーニング店に依頼して。
引火性または可燃性の汚れ
服に食用油、アルコール、ガソリンなどの汚れが付いたとき、洗濯機で洗う際には注意が必要になる。なぜなら、引火性や可燃性の物質は、洗濯機の高温にさらされると火災の危険性があるからだ。また、このような頑固な汚れは一度の洗濯では完全に落としきれないことが多く、洗濯槽内や他の衣類に染みが広がる可能性もある。言うまでもなく、乾燥機にかけるのも危険! このような染みが付いた衣類は、必ず手洗いをして。洗剤液に浸し、十分にすすいだ後、専用の染み抜き剤を使って丁寧に汚れを落とし、すすぎ洗いをする。染み抜き剤には、油脂や潤滑剤、塗料の汚れに適した製品がおすすめ。
装飾が施されたもの
スパンコールやビーズが付いた衣類は、常とてもデリケートなので、洗濯機で洗うのは避けよう。洗濯中の激しい水の動きによって、装飾が外れたり、破損することがある。 デリケートなレースが施された服も、同じ理由で洗濯機での洗濯は避けた方がいいだろう。洗濯表示に“手洗い可”と書いてある場合を除き、クリーニング店にもっていくのがベスト。たとえ“手洗い可”の表示があったとしても、クリーニング店のほうが生地への負担が少なく、綺麗な状態を維持しやすいことが多い。