洗濯機で絶対に洗ってはいけないもの 10
洗濯機は何でも洗ってくれるように思えてしまう。しかし、何でもとはいかない。洗濯機の激しい動きで傷むデリケートな服もあれば、洗濯機自体を傷めてしまうものもあるからだ。そのため、洗濯機に入れるものには注意が必要で、場合によっては手洗いなど別の洗濯方法を選ぶことも大切。本記事は、洗濯機で洗ってはいけないアイテムをご紹介する。洗濯物を傷めず、洗濯機も長持ちさせるためにぜひチェックしてみて! UK版「グッドハウスキーピング」より。
ポケットの中のもの
洗濯で失敗しがちなことのひとつは、洗濯機に入れる前に服のポケットの中をチェックし忘れてしまうこと。特にズボンのポケットには、小銭など洗濯槽の中で回転する際に洗濯槽を傷つけるものが入っている場合が多い。また、ポケットティッシュが溶けて洗剤カスのように他の洗濯物に付着し、せっかく洗濯をしたのに台無しになってしまうことも。最悪なのは、うっかりスマホをポケットに入れてたまま洗濯して、後に高額な修理代が必要になってしまうことも。 洗濯物を入れる前に、必ずポケットを裏返して確認するようにしよう。洗濯中に洗濯槽の中で何か音がしたら、すぐに洗濯機を止めて、すぐに取り出して。また、排水フィルターも定期的に掃除しよう。ここにも小さなものが詰まることがあるので注意が必要だ。
水洗い不可のもの
服についている洗濯表示に“ドライクリーニングのみ”と書いてある場合は、繊細な素材が使われていて、洗濯機の強さや水温で簡単に傷んでしまう可能性がある。そういう服は、クリーニング店にもっていくのがベスト。ただし、“ドライクリーニングのみ”の表示と共に水洗いに関する表示もある場合、ドライクリーニングは必須ではなく、推奨されているということを示している。 “ドライクリーニングのみ”の服を無理に洗濯機で洗うと、傷んでしまう可能性が高い。高価な服や思い出の服をダメにしてしまうリスクを冒すことは避けよう。
砂が付いたタオル
ビーチで楽しく遊んだ後は、びしょ濡れの水着や砂だらけのタオルを片付けるのは大変。砂だらけのタオルをそのまま洗濯機に放り込みたくなるけれど、ここはぐっと我慢して。 家庭用電化製品ブランド「ホットポイント」のタイラン・ブーは、「砂は研磨剤のような性質を持っているため、洗濯槽を傷つけたり、フィルターや排水管を詰まらせてしまう可能性があります。一度洗濯機に入り込んでしまった砂は、取り除くのが非常に難しいんです」と、説明している。 洗濯機で洗う前に、タオルをしっかりと乾かし、砂を払い落として。完全に乾燥したら、掃除機を使って、残っている砂粒を徹底的に取り除いておこう。