ブラジル現地で活躍する日系企業の今 (25) 金属資源等を中心に躍進する双日ブラジル会社
神戸の旧移民収容所周辺に双日ゆかりの地
双日社の前身の一つである旧日商岩井の源流の一つは、明治7年(1874)に神戸で創業された鈴木商店だ。日本人移民が1908年にブラジルに渡り始めた時代、同店は大正6年(1917年)には当時のGNPの1割に相当する売上を記録し、日本一の総合商社となった。日本人移民が歩いた旧移民収容所(現海外移住と文化の交流センター)と神戸港を結ぶ道の周辺にも同店ゆかりの地が数多く、同社サイトの「鈴木商店記念館」(https://www.suzukishoten-museum.com/footstep/area/kobe_center/)では、観光マップと合わせて移民も見たであろう新旧の懐かしい風景が紹介されている。(取材/大浦智子)
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