【陸上】男子20kmは山西利和が1時間17分56秒の大会新V 2位住所大翔は自己新/高畠競歩
◇第61回全日本35km競歩高畠大会(10月27日/山形・高畠) 10月27日、第61回全日本35km競歩高畠大会が行われ、男子20kmではオレゴン世界選手権金メダリストの山西利和(愛知製鋼)が1時間17分56秒の大会新で優勝した。 日本選手権35km競歩、高畠競歩の上位成績をチェック! 山西は今年2月の日本選手権20km競歩で失格となり、パリ五輪代表入りを逃した。それでも、春以降は国外の競技会でレースを重ね、5月にはWAコンチネンタルツアー競歩ツアーゴールドのラ・コルーニャ国際グランプリでも優勝を飾っている。 この日はオレゴン世界選手権8位の住所大翔(富士通)ともに5km19分35秒、10km39分06秒で通過。その後、スピードを速めると住所がついて行けず独歩状態に。後半10kmを38分50秒でまとめ、従来の大会記録を1分近く更新した。山西が国内の20km競歩で優勝するのは、21年の日本選手権以来3年ぶりとなった。 また、住所も1時間18分46秒と自己記録(1時間20分14秒)を1分28秒塗り替えている。 女子はブダペスト世界選手権代表の梅野倖子(順大)が1時間32分21秒で制している。
月陸編集部