パリオリンピック出場の19歳が挑んだ大技 体操の岡村真選手が見据える目標 三重
パリオリンピックに出場した三重の大学生。地元で行われた今年最後の試合で、オリンピックでは披露しなかった「ある大技」に挑戦していました。 三重県の四日市大学で、キャンパスライフを楽しむ大学1年生。 「きのう髪を染めて茶色にしたんで、ちょっと気分が上がった。いろんな色を試してみたいです」(津市出身/相好体操クラブ 岡村真選手) 人生で初めて髪を染めた19歳。 この夏、体操でパリオリンピックに出場した津市出身・相好体操クラブの岡村真選手です。 初の大舞台ながら女子団体では、得意の平均台を中心に安定した演技を披露。 日本の決勝進出に貢献しました。 「歓声とかがすごかったので、他の大会とは違うなというのは感じました。体操を始めたときから目標にしていた大会なので、その中で演技を楽しめたことがよくて、出し切れたと思います」(岡村選手)
幼い頃から競技一筋
彼女にとってオリンピックは特別な舞台でした。 ロンドンオリンピックの金メダリスト・内村航平さんに憧れ7歳で始めた体操。 Q.今後の目標は? 「オリンピックに出てメダルを取ることです。夢があるから絶対達成したい気持ちが強い」(岡村真選手 2019年) 幼い頃からの夢を追いかけ競技一筋。高校からは親元を離れ、練習拠点の四日市市で寮生活を始めました。 週6日の練習にがむしゃらに打ちこんできた岡村選手。気が付けば念願のオリンピアンになっていました。
スポーツ以外の夢
パリの大舞台を終え戻った日常。 日本代表としての活動も多く、あまり通えていなかった大学の勉強も頑張っています。 この日の講義は簿記。スポーツとは関係のない、経営戦略を専攻しています。 実は経営学を学ぶのは、もう一つの夢のためでした。 「将来はお菓子の自分のお店を持ちたいと思っていて、そういうのが生きてきたらいいなと思って」(岡村真選手)
お菓子作りの腕前は…
体操の息抜きに始めたという趣味のお菓子作り。 独学ながら腕前は素人の域を超え、パティシエになる夢も持ち始めた岡村選手。 なんとオリンピックの舞台、パリでもお菓子作りの知識を蓄えていました。 「本場のフランスに行けたので、マカロンとか本場でこんな感じなんだって。小さいマドレーヌみたいなのがあって、ココナッツみたいなのが入っていて、こういうところに使うんだみたいな」(岡村真選手)