パリオリンピック出場の19歳が挑んだ大技 体操の岡村真選手が見据える目標 三重
得意とする平均台である挑戦
11月下旬。練習拠点の四日市市で行われた、地元での凱旋試合。 オリンピックで共に戦った愛知県小牧市出身の牛奥小羽選手などトップ選手たちが勢ぞろいする日本一を決める大会です。 岡村選手は、得意とする平均台で「ある技」へのチャレンジを誓っていました。 「あすは3連続でいくつもりなので、攻めの演技をしていけたらいいと思っています」(岡村真選手) これまでは2回転だった代名詞の大技にさらにもう1回転。 成功率が低かったため、オリンピックでは組み込まなかった超・大技です。 公式練習ではコーチと一緒に何度も調整。すると――。 最後はふらつきもなくピタリ。その後も何度も成功させていました。
注目の大技は果たして…
迎えた本番。クラブの後輩たちの声援が響く中、少し硬い表情。 「(3連続技を入れた)自分の演技にまだ自信がなかったから、表情に出てたのかなって思います」(岡村真選手) 安定感のあるスタートを切ると、持ち味の指先まで美しい身のこなしで観客の視線を集めます。 そして、注目の大技…2つめの回転でバランスを崩し落下。 得点は伸びませんでした。 「目標の3連続をつなげるというところができなくて、悔しい思いをしたので、悔しさをバネにもっともっと頑張れたらいいなと思います」(岡村真選手) 今年、オリンピックで日本の8位入賞に貢献した岡村選手。 しかし、内村航平さんに憧れる19歳が叶えたい夢は、まだまだその先にあります。 「体操を始めたときから、目標はオリンピックで金メダルなので。まだまだ達成できていないので、(次の)ロス五輪で金メダルというのを目標に、今からまた頑張っていきたいと思います」(岡村真選手) (2024年12月12日放送 ドデスカ+「じもスポ!」コーナーより)