開通前の路面に児童がスケッチ 本巣IC~大野神戸ICは開通が最大半年遅れる可能性も 東海環状自動車道
建設が進む東海環状自動車道の西回り区間で、本巣市の児童が路面に地域の自慢などを思い思いに描き、思い出を残す取り組みが行われました。 東海環状自動車道の西回り区間は、山県インターチェンジから大野神戸インターチェンジまでの区間と養老インターチェンジから三重県の大安インターチェンジまでの区間が開通に向けて建設中です。 このうち、本巣パーキングエリア付近では建設中の高速道路に思い出を残してもらおうと、地元、本巣市立一色小学校の児童が市のマスコットキャラクター「もとまる」や淡墨桜、柿などをチョークを使って路面に描いていきました。 参加した児童は「路面が滑らかでとても描きやすい」「高速道路ができたら県外に住む祖父母に会うのが便利になる」などと話していました。 一色小学校の野々村元校長は「子どもたちの心に一生残るいい機会。郷土愛にもつながる」と期待を寄せていました。 ネクスコ中日本によりますと、山県インターチェンジから大野神戸インターチェンジの区間は今年度中の開通を予定していましたが、このうち、本巣インターチェンジから大野神戸インターチェンジの区間は、最大で半年程度遅れる可能性があるということです。