ネイティブ発音で話したら学校で笑い者に…「流暢に話さずカタカナ英語にした」日本の“発音コンプレックス”はなぜ生まれるか
■翻訳ツールは進化も求められる人対人のコミュニケーション
最近ではAIを活用した翻訳ツールなども普及している。しかし、石田さんは「ツールだけでは伝えられない部分がある」と考えている。「声のトーンでも意味は変わる。怒っているのか、悲しいのか、やさしいのか。感情がくみ取れるところに、人間が放つ言葉の良さがある」。 米津氏は「場面による」と説明する。「旅行では翻訳機での軽いコミュニケーションも有用だが、ビジネスでは現実的ではない。言葉を翻訳するだけでなく、気持ちが通じ合うことで、ビジネスが成り立つ。仕事に英語を活用したいなら、自分自身で話せる努力が必要だ」。
■EXIT兼近大樹「笑われても楽しい、恥ずかしくない雰囲気、メンタルを作るのが一番大事」
「EXIT」の兼近大樹は「日本的な風潮として、『笑っちゃダメ』がある。笑われることが恥ずかしいから、みんなに合わせる。子どもの時から『笑われてもいい』と教えて、笑われても楽しい、恥ずかしくない雰囲気やメンタルを作ることが重要だ」と提案する。 シンシア氏は「英語だけでなく、どんな言葉もしゃべれるまでは格好悪い。でも、この道を通らないと、絶対にしゃべれない。格好悪くなる覚悟で勉強した方がいい」と、言語習得の極意を語った。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部