松江城の近くで建設が進む高層マンション、計画見直しを求める住民団体がフォーラム
松江城近くの松江市殿町で建設が進む高層マンションを巡り、計画の見直しを求めている住民団体「まつえ/風景会議」(本間順一代表)は23日、市内で景観について考えるフォーラムを開いた。
約30人の住民らが参加。本間代表はあいさつで、景観への影響を巡り東京・国立市のマンションが引き渡し直前に解体されることが決まった問題などを挙げ、「城より高いマンションができることは絶対に許されない。事業者が納得して高さを引き下げることに協力するよう、市長は粘り強く交渉を続けるべきだ」と述べた。 この後、松江らしい景観を保全するため、参加者全員で「市長とマンション事業者が真剣な協議を継続することを要請する」などとした決議文を採択。参加者の一部は、「マンション建設反対」と書かれたのぼりを掲げるなどして、松江城から約200メートル離れたマンション建設地まで行進した。