太田幸司氏「やりくり上手の中嶋監督も戦力があってこそ」昨季までリーグ3連覇も…Bクラスに沈んだオリックス
MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『オリックス-西武戦』で解説を務めた太田幸司氏が、Bクラスが確定したオリックスについて言及した。 オリックスは21年からリーグ3連覇を達成したが、今季に向けてFAで西川龍馬を獲得したが、山本由伸、山﨑福也の勝ち頭の2人が退団した。今季は開幕から苦しい戦いが続き、ここまで59勝75敗3分の5位に沈む。 太田氏は「去年までは調子の波があったけど、投打のバランスが非常に良かった」と指摘。「精神的な大黒柱が抜けたというのは別にして、山下舜平大が10勝以上15勝近くするんじゃないか。僕は(投手陣を)全く心配していなかった。曽谷が投げている時は点をとっていないですからね、10勝していてもおかしくない。曽谷が山﨑福也のカバーはできた」と投手陣を評価。 「投手陣は心配していなかったんだけど、打線がここまで不調者、怪我人が出るとはね。いくらやりくりの上手の中嶋監督も戦力があってこそ。色々打順を変えたりするのが活きてくるんだけど、変えるにも変える選手がいない」と打線の不調についてコメント。 来季に向けて「投手陣は今季よりもプラスアルファは十分に期待できる。打線がどう変わることができるか。杉本、頓宮、タイトルを獲った次の年からさっぱりになっちゃっていますからね」と話した。 (提供=MBSベースボールパーク)
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