【競輪】25年度より“同時刻発走”解消へ モーニングは7R制、F2昼・ナイターは11R制に
JKAは8日、「発走時刻の全国調整」について発表を行った。25年度から、全ての開催で発走時刻を調整し、同一の時間帯で複数の開催が行われる場合の同時刻発走の解消を目指すというもの。 これにより、競輪ファンの車券予想、レース観戦の時間を確保し、ファンがレースをテンポ良く楽しめるようになるとしている。 これまで同時刻発走によってファンが全ての予想に手が回らず、車券発売のチャンスを逸してきたこともあったと思われ、JKAにとってはその機会をすくい上げるという意味でもメリットは大きそうだ。 これらを効果的に実現するため、25年度よりモーニング開催、昼・ナイター開催(F2)のレース数を以下の通り変更することも発表した。 まずモーニング開催を7R制とする。モーニング開催は現在、12R制と7R制が混在しているが、これを7R制に統一する。これにより、昼開催とのレース時間帯の重なりを完全に解消する。 また、昼・ナイター開催(F2)を12R制から11R制に変更する。これにより、昼開催とナイター開催のレース時間帯の重なりが現在より縮小される。 同一の時間帯で複数開催されるケースも多いが、各レースの発走時刻を原則として等間隔に設定し、同時刻発走や不ぞろいなレース間隔を解消する。 ただし、GP、G1、G2開催は他の開催よりレース間隔を広げるため、他の開催とレース間隔が等間隔にならない場合もあるとしている。