杉村太蔵発案・企画のテニス大会を開催 地方創生への思い 手本はホノルルマラソン
長いブランクを乗り越え、テニス大会への出場を果たした杉村太蔵さん(45)。今回、発案・企画した大会が開催された。そこには地方創生の思いが込められていた。 【画像】「タイゾーテニスカップを作ります!」発言から1年5カ月 テニス王国・愛媛で開催 出場者&年齢に特徴も
■地方創生へ 地元企業賛同
先週、愛媛県松山市にある愛媛県総合運動公園に大きな歓声が響き渡った。寒空のもと盛り上がるテニス大会の中心にいたのは杉村太蔵さんだ。 テニスで国体優勝経験を持つ杉村さん。およそ25年のブランクを乗り越え去年、今年と大会出場を果たした。杉村さんは以前、番組である野望を語っていた。 杉村さん(2023年7月5日放送) 「タイゾーテニスカップを作ります!」 新たなテニス大会を作りたい。この発言からおよそ1年5カ月…。 杉村さん(先月30日) 「いや、もうね(大会を開催するのが)夢でしてね。今回、松山で、このテニストーナメントをできるということはスポーツツーリズムの可能性、地方創生の可能性という意味で非常に期待できるものがあるのではないかと思っております」 大会の舞台となる愛媛県は知る人ぞ知るテニス王国。多くの国際大会を開催し、地方都市でありながら大都市にも負けない設備が整っている。 杉村さんが目指すスポーツツーリズムとはスポーツと観光の融合だ。愛媛県には道後温泉や松山城など観光資源があり、そこも大きな魅力だという。新たなテニス大会に協賛した地元企業は…。 大会の特別協賛マルトモ 土居幹治さん 「感動するものであれば何でもチャレンジできるという社風でございますので、太蔵さんの熱い情熱、これに乗っかりまして、一緒に生涯スポーツと地域創生をやろうということになりました」 大会の協賛 伊予銀行 檜垣知宏さん 「地方銀行は基本的に地元地域と運命共同体みたいなところがございます。地域活性化みたいなことは根源的な課題、目標と捉えています」 大会の協賛 伊予鉄グループ 松本圭介さん 「今後、大会が大きくなったとして、県外から来ていただいた場合に電車・バスをご利用いただける人が増えるのではと」