じつはお腹周りにも効く! "浮き輪肉"を抱えたオジサンに必要なのは、スクワットだ
吉永小百合や黒柳徹子を見習え。スクワットがドライバーの飛距離にも直結するってホント?
春一番も吹き、お腹のうきわ肉を隠せていたコートの出番も減ってきて、いよいよ身体のシルエットが露わになる季節がやって参ります。
冬を乗り越えるために食欲の秋から貯蓄した体脂肪が計画通りに戻っていれば何の問題ありませんが、忘年会、おせち、新年会のせいもあって、まだお腹周りにお年玉がぽっこりとある状況。 これから会社に入社するフレッシャーズに対し、先輩として第一印象いいとこ見せたいもんですが、決算期に突入し仕事がせわしく、最近はジムにも ろくに通えない状況。
しかし、そんな時でも自宅にいる数分でしっかりと効果が見込める究極のトレーニングがあります。それがスクワット。
皆さまご存知、スクワットは しゃがんで下半身を鍛える運動ですが、実はお腹周りの脂肪燃焼やヒップアップなどにも有効で、キング・オブ・トレーニングとも称される基本中の基本であり、王道とも言えるレジスタンス運動です。
オジサン世代にはキング・オブ・スポーツを掲げる新日本プロレス・故山本小鉄氏の名言『とりあえず(スクワット)1000回』が有名ですが、かの吉永小百合や黒柳徹子といったお美しい女優陣も日頃から欠かさず行っていると公言している筋トレ種目で、これ以上の説得は必要ないでしょう。
ちなみに、黒柳さーんは全日本プロレス・故ジャイアント馬場氏から直接教わったとのこと。
スクワットを実施するにあたり、相撲の蹲踞(そんきょ)をベースにした蹲踞スクワットやブルガリアンスクワットなど様々なバージョンが存在ありますが、基本(ノーマル)は脚を肩幅に開き、つま先と膝を同じ向きもしくはやや外側にセット。
そして、顔を上げ、胸を張り、背筋を伸ばしてから、お尻を後ろへ突き出し椅子に座るようなイメージで、太ももが床と平行になるまで下げ、ゆっくりと戻す。これが一連の動作です。 運動不足気味の初心者トレーニーでしたら、以下3つの点に注意して行うとよいでしょう。 1.つま先より膝が前に出ないよう心がける(ちょっとくらいは大丈夫。人体の構造上仕方ないこと。重要なのは意識です)。 2. しゃがみきった際にはつま先立ちやかかとが浮かないようバランス(べた足)をキープ。 3. 深いフルスクワットは負担が増すため、初心者および腰痛持ちの方は無理せずハーフ(半分)くらいから始めること。 また、レップ数に関しても初めは自身ができる回数からでOK。徐々に増やせば問題ありません。 昭和マナーの根性論で無理をして、怪我なんてしようものなら“元も子も”ありませんからね(ジャイアント馬場だけに)。
ちなみに、スクワットすることで階段の上り下りが楽々に、いや、楽しくなるほか、自然と地面反力のコツを掴むことできゴルフでの飛距離アップにも繋がるため、長らくスコアが頭打ち状態のゴルファーにもオススメです。 春の訪れとともにコートを脱いだとき、紳士たるもの浮き輪肉でスーツシルエットが崩れるなんてもってのほか。女性がメイクしている時間、男性はのほほんとスマホなんか眺めてないでボディメイクに励むべし、以上。 TEXT:FORZA STYLE