最終プロテストでも反省点浮き彫り 古賀妃は池ポチャダボにガックリ「本来のゴルフができない」
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第13戦 Dormy Ladies Cup(1日競技)◇8日◇成田ヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6355ヤード・パー72> 宮崎の先輩・後輩ペア【写真】 前半を1アンダーで終えると、後半10番パー4でもバーディを奪取。成田ヒルズカントリークラブの難関コースで一時はトップと並ぶ場面もあった。しかし、そこから失速。最終18番ホールではフェアウェイを捉えたものの、2打目を池に入れてしまい、痛恨のダブルボギーフィニッシュ。2オーバー・13位タイに終わった。 古賀は今季の「第5戦 Sky New Try Ladies Cup」で4ホールに及ぶプレーオフを制した実力者。その時は「葛藤もあったけど、自信をもって入れられていた」というパットだが、この日は苦戦した。「逆にどうやったら(この距離を)外せるの」とショートパットもなかなか決まらず、大事な場面でスコアを伸ばせなかった。 「バーディを取りたい」という気持ちが先行して「本来のゴルフができなかった」と振り返る。JLPGAプロテストも2次から受験して最終まで進んだが、「緊張した場面で自分の思うような動きができなかった」と反省点を見つめている。 それでも、今年から使用しているキャロウェイの『CHROME TOUR X』には「前より飛ぶ気がする」と信頼を寄せている。14日(木)から2日間の日程で行われる最終戦に向けて優勝を目標に掲げるが「(優勝を)あまり意識するとダメな気がするので、目の前の一打に集中して頑張りたい」。来年5月に25歳になる古賀。来季が同ツアーラストイヤーとなる。いい流れで新たなシーズンを迎えるためにも、最終戦で勢いをつけたい。(文・小池文子) ※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。24年は14試合前後が予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などにより決められる。