たった2発の衝撃…19歳の“規格外”序二段力士が“余裕”の突き出し 体重147キロ力士を相手にせず「これは強い」驚きの声も
<大相撲九月場所>◇二日目◇9日◇東京・両国国技館 19歳の“規格外”序二段力士が、わずか2発の突き押しで体重147キロの相手を突き出した。余裕の勝利にファンも驚き、「つええええ」「これは強い」とコメントが相次いだ。 【映像】館内がどよめいた“規格外”な2発の突き 圧倒的な勝利を見せたのは序二段二十八枚目・象竜(音羽山)。令和六年(2024年)三月場所の前相撲で初土俵を踏んだばかりの19歳で、日本とタイの両方にルーツを持ち、相撲未経験ながら角界入りした期待の新人力士だ。身長190センチと上背があり、体重は先場所まで107キロだったが、今場所からは132.6キロに増量。ひと回り大きくなって九月場所に臨む。 1番相撲となった二日目の相手は、体重147.3キロと自身よりも10キロ以上重い序二段二十九枚目・鬨王(伊勢ノ海)。だが勝負は一方的な展開となった。立ち合い象竜がもろ手で強烈な突きを浴びせると、鬨王は思わず大きく後退。すかさず象竜は2発目を繰り出し、余裕の突き出しを決めて圧勝した。勝った象竜は今場所初白星となる1勝目。敗れた鬨王は1敗目を喫した。 たった2発で仕留めた象竜の“規格外”の突き出しに、まだ観客もまばらな館内からはどよめきと拍手が発生。ABEMAの視聴者からも「つええええ」「これは強い」「つよ」と驚きの声が寄せられた。 (ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部