「緊張感を持って」ソフトバンク栗原陵矢、3年ぶり侍ジャパン復帰 前回は東京五輪で金メダル獲得
ソフトバンクの栗原陵矢内野手(28)が自身3年ぶりとなる侍ジャパン入りに気を引き締め直した。9日、11月に開催される「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(11月9~24日)の野球日本代表が発表され、ソフトバンクから唯一選出された。「本当にうれしいですし、緊張感を持ってやれたらなと思います。日本代表としてしっかり戦いたい」。やる気に満ちあふれた。 ■来季構想外となった選手【一覧】 栗原の代表入りは侍ジャパンが金メダルを獲得した2021年の東京五輪以来、3年ぶり。指揮を執る井端監督とは同五輪で内野守備・走塁コーチと選手という関係でともに日の丸を背負っており「すごく堅実な方。(日本代表に)選んでいただけたことは本当に光栄なこと。(日の丸は)すごく重たいと感じたし、一試合一試合に対する気持ちもやっぱり大きい」と覚悟を示した。 栗原は10年目の今季、不動の三塁手として140試合に出場した。今季最終戦となった4日のロッテ戦(みずほペイペイドーム)では自己最多にあと1本と迫る20号本塁打も記録。主砲柳田が負傷して戦列を離れた6月以降は山川の前を打つ3番を任され、リーグ3位、こちらは自己最多となる87打点を記録してチーム4年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。 現在は16日からのクライマックスシリーズファイナルステージへ向けて本拠地のみずほペイペイドームで調整を進めており「シーズンと変わらず、自分がやれることをやりたい」と意気込みを示した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社