県政をどう立て直す? 兵庫県知事選あす告示 立候補予定者らがABCテレビで生激論 リーダーの資質とは?
あす31日告示の兵庫県知事選挙(11月17日投開票)は、史上最多人数の戦いになるとみられています。 newsおかえりでは、7人の立候補を表明した人のうち4人をスタジオに招き、生討論会を開催しました。 4人はそれぞれ、自身の知事への資質をアピールし、当選後に力を注ぎたい政策について語りました。
Q.知事の資質について
(前兵庫県知事・斎藤元彦氏)「『県民の思いを受け止め信念を貫く』ということです。未来を担う子どもたち含めたすべての県民の皆さんが幸せに兵庫県で暮らしていただける。そのための政策を実行し、皆さんと共感しながら兵庫県をよくしていく」
(前尼崎市長・稲村和美氏)「まず第一に『公僕としての自覚と責任』。そして『対話力』をあげました。信念を貫くことの大切さは私も共感します。けれども、その信念が多くの方に理解され指示されないと、その信念を貫くことができません。(斎藤氏への質問)その信念を貫くために何かを変えないとこの混乱を納めることができないのではないかと考えます。そこはどのように変えて行かれますか?」 (斎藤氏)「私自身、今回3年間コロナ対策含めて施策もしっかりやってきたと、政策は着実に一つずつ進めてきたという思いがあります。その中で県職員の皆様、県議会の皆さんとのコミュニケーションについて課題があったと私自身も思っております。自分がやりたいことを一人一人の職員さんや一人一人の県議会の皆さんなどとも、しっかり分かち合って話をしていくべきだった。これは今回の問題から得た一つの学んだことでもあるので、これをしっかりやっていく」
(参院議員・清水貴之氏)「『コミュニケーション能力』をあげました。知事・リーダーの資質はいろいろありますが、今の混乱した状態を立て直すには県職員の皆さん・県議会の皆さんとの対立も生まれています」「前職アナウンサーで、アナウンサーって喋る仕事と思われがちなんですが、聞くのもすごく大事。話を聞かないと次の質問ができませんから、まずは今までの経験を生かして物事を聞いていく。それをすることで県庁内のコミュニケーションが生まれていくと思います」