【2024-2025】アート・建築ファンなら見逃せない!芸術の秋を彩る話題の展覧会から、来年まで楽しめるものまで網羅
3 【開催予定】「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」/東京都現代美術館
音楽家・アーティスト、坂本龍一の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する展覧会「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」が開催されます。 多彩な表現活動を通して、時代の先端を常に切り拓いてきた坂本龍一。 2000年代以降は、さまざまなアーティストとの協働を通して、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に思考/実践しました。日本では初、最大規模の個展となる本展では、生前坂本が本展のために構想した新作と、これまでの代表作を美術館屋内外の空間にダイナミックに構成・展開し、クロニクル展示を加えて、坂本の先駆的・実験的な創作活動の軌跡をたどります。 「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」 会期/2024年12月21日(土)~ 2025年3月30日(日) 休館日/月曜日(1月13日、2月24日は開館)、12月28日~1月1日、1月14日、2月25日 開館時間/10:00~18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで 会場/東京都現代美術館 企画展示室1F/B2F(東京都江東区三好4-1-1)
4 【開催予定】「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」/パナソニック汐留美術館
日本の名建築家も師事した偉大なる巨匠、ル・コルビュジエ。 彼の活動前半期に焦点をあてた「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」展(国立西洋美術館、2019 年)に続き、円熟期の創作にも注目する国内初の展覧会が開催予定です。 本展は、1930年代以降に彼が手掛けた絵画、彫刻、素描、タペストリーを紹介しながら、彼が求め続けた新しい技術の芸術的利用にもスポットをあてます。さらに、レジェ、アルプ、カンディンスキーといった同時代を生きた先駆的な芸術家たちの作品を対峙させることで、当時の芸術潮流における彼の立ち位置も浮かび上がらせます。 また、気鋭の建築コレクティブ・ウルトラスタジオが手掛ける会場構成も注目したいポイントです。 ル・コルビュジエの内装に着目して、「インテリア」「コーディネイト」「トランジション」をキーワードに、“居住空間のなかに置かれた諸芸術の綜合”をイメージしたという展示空間が計画されています。 「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」 会期/2025年1月11日(土)~ 3月23日(日) 休館日/水曜日(ただし3月19日は開館) 開館時間/10:00~18:00(入館は17:30まで) ※2月7日(金)、3月7日(金)、14(金)、21(金)、22(土)は夜間開館 20:00まで開館(入館は19:30まで) 会場/パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階)