アフロ怪人・山崎賢人、4年ぶりの地元記念は完敗「しっかり捲られてしまった」3日連続で連係の井上昌己と敗者戦ワンツー目指す/佐世保G3
佐世保競輪の「開設74周年記念 九十九島賞争奪戦(G3)」が21日に3日目を開催。準決勝10Rを走った山崎賢人(32歳・長崎=111期)に話を聞いた。 世界選手権で金メダルを獲得した山崎賢人が4年ぶりに地元記念登場。初優勝に地元ファンの期待は高まった。しかし、準決勝10Rは先頭に立った坂井洋をカマシで粉砕したが、窓場千加頼の捲りを浴びて6着。地元記念2度目の決勝進出とはならなかった。 「うーん、しっかりと捲られてしまった。何も言うことはないですね」 完敗に悔しさを通り越していたように映った。 「ワンテンポ、ずらして仕掛けていった。でも結果的に捲られちゃってるので…。また頑張ります」 山崎マークの井上昌己も4着で準決勝敗退。昨年は5人が決勝に勝ち進んだが、今年は連覇を狙う荒井崇博だけ。来年は世界チャンプのアフロモンスターの奮闘が必要不可欠になってくるだろう。 まだ地元記念は終わっていない。最終日11Rは3日連続で山崎-井上の地元連係。準決勝の悔しさをワンツーで晴らしてもらおう。(netkeirin特派員)