角田裕毅「スタートが最大の問題」シンガポールGP1周目のポジションダウンが痛恨に…セーフティーカー待ちも発動せずP12|F1
2024年F1第18戦シンガポールGP決勝終了後、P12フィニッシュとなったVCARB角田裕毅がコメントを発している。 【動画】ノリスがシンガポールGPを制す!初のポールトゥウィン&キャリア3勝目! 2位フェルスタッペンを突き放す完璧なレース 角田は8番グリッドからレーススタートするも、オープニングラップで3つポジションを落としてしまう。ミディアムタイヤで粘ったがセーフティーカーの波乱は起こらず、中盤の33/62周目にソフトタイヤへと履き替える。ここからソフトを持たせながら前を追いかけた。 一度は前方のフランコ・コラピントと20秒以上離れていたものの、1ラップ1~2秒速いペースで周回を重ね、前がトレイン状態になっていることもあり、最終周には1.6秒差まで詰め寄った。だがあと一歩及ばず、角田は12位フィニッシュとなっている。 角田はレース後「残念ながらスタート直後、数台に抜かれて重要なポジションを失ってしまった」と、オープニングラップでのポジションダウンが痛手だったと振り返っている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「最初のスティントではできる限り長く走ったけれど、ミディアムタイヤでは33周目までかなり厳しい展開だった」
ストラテジーとしては、やはりセーフティーカー発動の展開を期待していた模様で、こう続けた。 「その段階ではセーフティカーが出る展開を待っていた。もし実際にセーフティカーが出たら大きなチャンスだったかもしれない。でもクリーンなレースだったので、最後までそれは起こらなかった」 「それでよりフレッシュなタイヤに交換し、ソフトを履くことにした。最後のペースはかなり良く、ミディアムタイヤのときよりも感触は良かった。でも今日についてはスタートの悪さが、最大の問題。結果的にポイントを逃してしまった」