イスラエル空軍が誤爆か レバノンで炎上する"武器庫"
ガジエ、レバノン、2月21日 (AP) ― イスラエル軍は2月19日、レバノン南部ガジエにあるシーア派武装組織ヒズボラの"武器倉庫"を空爆した。 パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスを支援するヒズボラは、イスラエル軍に対して度々側面から攻撃を仕掛けてきたが、19日の報復爆撃はガザ戦争勃発以降最大規模で、14人が負傷した。 この攻撃で標的となった倉庫では、ディーゼル燃料が炎上し、倉庫は跡形もなくなっているが、爆撃2日後もディーゼル燃料が燃え続けている。 爆撃現場を視察したシドンと南レバノン商工会議所会頭は、「ここは工業地帯で、軍やそれに関連するものは何もない」と記者団に述べた。 また、標的となった倉庫の所有者は、「ここは11年前に登録された発電事業者です」とAP通信に語った。 (日本語翻訳・編集 アフロ)